結構重い映画
耳が不自由な家族の中で唯一聞こえる高校生の主人公が
歌という自分の夢を追いかけるのか、
それとも自分を犠牲にして家族を支えるのか
葛藤する映画。
テーマ自体はとてもありきたりだけど
ろう者として生きることがどんなものなのか
社会の過酷さをろう者の目線で見られるのは
とても意味のあることだと思う
ありきたりなテーマだけど感動させてくれるのは
やっぱり家族の絆の強さがひときわ強いから
外の世界と思うように対話ができない分
家庭内に秘密なんてなさそう
常に真っ直ぐに向き合っている家族だからこそ
主人公にとって自分の一部のように大切だったし
そして重すぎた
夜、お父さんと娘が心を通わせるシーンで泣きました
お父さんの演技が素晴らしかった