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コーダ あいのうたの125のレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
3.9
耳が聞こえない両親と兄と暮らす、
女子高生の心温まる家族の物語。

父母、兄が聾者で、
自分だけが聞こえる環境で生活していた。
家族は漁を仕事としていて、
主人公のルビーは家族の通訳として、
働きながら、学校生活を送っていた。
しかし、学校で歌を歌う楽しさを知り、
いつの日か、歌うことが楽しく、
自分の発散にもなっていたため、
音楽の学校へ進学したい気持ちが芽生えていた。
が、家族は猛反対。
ルビーがいないと仕事は?

家族の出した答えとは…。

家族に歌を届けたい、
手話のシーンや、父とのシーンが
ジーン…

歌のシーンで無音になるところがあるのですが、そこはなんとも言えない気持ちになりました。
無音の状況で、
娘が舞台で頑張ってるけどわからない。
周りの反応で探るしかない…

葛藤はあるものの、
本気で向き合い、意見を伝え合う、
温かい素敵な家族だなと思いました。

鑑賞後は、
ほっこりした気持ちになりました。

2023-78
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