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コーダ あいのうたのayakaのレビュー・感想・評価

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
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生まれてから何をするにも家族と一緒だった。ずっと通訳の役目。

あなたが耳が聞こえると分かった時、胸が沈んだ。分かり合えない気がしたから。

家族の中で自分だけが聞こえるってどんな気持ちなんだろう。
いっそ聞こえない方が幸せなのかな、なんて考えちゃいそう。

家族愛って素敵な言葉のようで、人を一生縛り付ける言葉でもあると思う。
ヤングケアラーの本読んだ時と同じ気持ちになった。

でも、やっぱり根本的なとこが解決せずに終わった気がする。
ルビーみたいに、好きなことが明確で才能にも恵まれている子なら、こんな選択肢もあるのかもしれないけれど。
こんなにいい家族ばかりじゃ実際ないんだろうな。

無音の発表会がすごく印象的だった。聴きたいのに聴こえてこない、モヤモヤ感。ああ、お母さんとお父さん、お兄ちゃんにはこう届いてるんだなって。
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