コーダ あいのうたのソラのレビュー・感想・評価

当初、ルビーに頼りっきりの両親に好感が持てず、イライラしていた。
本当だったら何も考えずにただ友達と遊んでいていい歳なのに。
唯一兄だけが家の犠牲になるなと言ってくれていた事に救われた。
それでも発表会で音のない世界を生きるお父さんの視点で、娘の活躍を知り、誇らしくもあり、それを聞くことができないもどかしさのようなものも感じた。
歌うルビーの喉に手を当てるシーンはせつない。
オーディションで家族の為に手話を交えて歌うルビーは、発表会のドレスで着飾った姿よりもキレイだった。