CODAとは、Children Of Deaf Adults の略。
聾唖一家の、唯一の聴者である女子高生ルビーが主人公。家族のサポートと自分の夢の板挟みになりながら、歌の才能を開花させていくというお話。
聾唖一家の音のない生活、時に言葉よりも激しいエモーショナルな手話の応酬を興味深く観た。最近、障害のあるひとたちを主人公とする映画やドラマが増えているけれど、どんどん作ってほしいし、彼らの世界をもっともっと表現してほしい。主人公役のエミリアジョーンズの歌が、透明感があってのびやかで聞きほれてしまった。
ただそれだけで、ストーリーラインは凡庸で何の新鮮味もなかったのでこのスコア。これがオスカー??
あと、英米の作品にありがちな安易な下ネタが私は好きではないです。