きりま

コーダ あいのうたのきりまのネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

Coda あいのうた

Children Of Deaf Adults の略。
聾者の両親と兄のもとに生まれたルビーは生まれてから家族の通訳ばかり。一家の生計を支える漁業が危機に陥った時、ルビーは夢を諦める決意をする…
家族愛を感じるハートウォーミングな作品だった。わかりやすい筋書きと、歌の力、母の葛藤など、日本人が好きそうな要素がかなり多い気がした。全体的に、音にこだわりを感じた。しっかりした音響で観た方がいい。音楽も、足音などの雑作の音も。
家族の無声の手話演技。感情を手や表情で伝えるのって、こんなにパワフルなんだと感じさせられた。
父からの愛、母からの愛、兄からの愛、どれも形が違う。年上だからって、親だからって、真っ直ぐに愛を伝えてサポートしてくれるわけじゃない。人間だもの。だけどしっかり繋がっているし、愛し合っている。
最後のオーディションの歌はさすがに泣いた。できすぎだけどね。別れのシーンもアツいね。最後に高めてくる構成も王道でよい。
“Go.”Dad
2022★★★★★
きりま

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