このレビューはネタバレを含みます
こんな親嫌すぎる…！と中盤まではちょっと苛々しながら観てたんですが、段々とどちらの想いも理解できるようになって色々しんどかったな。とりあえず父と兄が気付ける人で良かった。でないと家族間の共依存とルビーの自己犠牲精神（その自覚はなくても）に頼ってしまう"当り前"がずっと続いていたと思うので。
無音になるシーンにはドキッとしました。
理解も想像も頭の中ではできていたつもりだったけれど、実際に音が消えると自分だけ取り残されたような気持ちになって、ああ、これがいつも起きているのか、と。
手話ができないから、聴こえないから、ではなくて互いが寄り添い、コミュニケーションを取ろうとする気持ちが本当に大切ですね…。
