このレビューはネタバレを含みます
『エール!』(2014)を基にした作品。
🏆アカデミー賞 作品賞&脚色賞&助演男優賞(←トロイ・コッツァー氏)
🏆英国アカデミー賞 脚色賞&助演男優賞
🏆サンダンス映画祭 グランプリ&観客賞
など…
類似作続けての鑑賞になりました。描かれるストーリーは基本同じですが、両者の間で細かい説明に違いがあります。大きな違いは、『エール!』が農家の一家に対し本作は漁師の一家であるところです。
どちらにもそれぞれに魅力があるので、優劣付け難いです。
本作についていいね!と思ったのは…
ルビー(エミリア・ジョーンズ)の歌声、めっちゃ綺麗😍
合唱部コーラスで、部員たちが歌を楽しんでいる表情も良かった!
レオ、スケベだけど妹想いの頼れる兄貴!「家族の犠牲になるな」妹のために本気で怒る兄… イケメンっすね✨
デュエットの歌が良き🎶マイルズがギター奏者なのも、より魅力が引き立つ
ルビーとマイルズがくっ付くのも
V先生宅での練習シーン。「発音が変と人に揶揄われる」と自信のないルビーを先生が奮い立たせ、自分を解き放つ…。その瞬間が痺れた!
オーディション合格を見て、家族が手を叩きルビーをハグして讃えたシーンは、温かい気持ちになった☺️
ただ、『エール!』に比べてよろしくない言葉だったり、性的な描写が多かったりするので、そこはうーん…😥
一方の『エール!』で良かったところは…
・学校の友達のマチルダが、ポーラ(主人公)の夢(音楽学校に行くこと)を応援してくれる
・ポーラの弟がマチルダに手話を教えてくれる
・オーディション試験でポーラが選んだ、「旅立ち」の歌
・わざとミスして、緊張のあまり上手く歌えないポーラの元に駆け寄って優しく勇気づける先生
・試験会場に家族とデュエット相手のガブリエルも入って、ポーラの歌を聴いてくれた
悩んだ末… 個人的にはオリジナルの『エール!』の方が好みかなぁ。やっぱりオリジナルが良いですね。とはいえ、どっこいどっこいなのでスコアは同じにしました。それぞれフランス🇫🇷とアメリカ🇺🇸の作品なので、文化によって描き方も異なるんだなと感じました😌