Ki64

コーダ あいのうたのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)
4.4

このレビューはネタバレを含みます

セッション Lv.1


いやーこれまたホント良かったですね。

一番好きで、衝撃だったシーンがやっぱ発表会の無音になる演出。度肝抜かれました。
この演出のために作ったんじゃないかってくらいでしたが、それでもスゴかった。
知らないうちに涙が溢れてたんで、コレは是非体験して欲しい。

その後親父が『おれのために歌ってほしい』と、呼吸や脈動からルビーの歌を必死に感じ取るシーンでもウルっときた。

途中まで、ルビーへの重圧がキツすぎて観てるコッチまで潰されそうになった。
通訳としての責任、歌の練習、学校でのいじめがシャレにならんかったな…がんじがらめすぎて私なら逃げ出してる。

兄貴からは家族を信じる気持ちを教えてもらいましたね。兄なんだぞ!
ちょっと、いやかなりキツイ言い方だったけどアレも兄なりの優しさなのだろう。犠牲になるな!は響く。
そんな兄妹の『クソ兄貴』『アホ娘』のやり取りは結構好きだったりする。

母の『生まれたあなたが聴覚ありだと知った時気分が沈んだ』の話はルビーと同じく『ナズェ!?』ってなったw
その後の理由聞いて納得…そりゃ不安になるよなぁ…だからちょっと距離感とか分からなくなって過保護だったりしたのかな。

試験会場にやってきた先生を見たときは思わず『先生ェ!!』って叫んでしまった。普段が変人気味だったからあの急な駆け付けはナイスすぎるぜ…


ラスト家族4人で抱き合うシーンも最高ですね。
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