このレビューはネタバレを含みます
後半、父が娘の歌を聞こうと喉に手を当てる一連がたまらなく好き。ラストの手話での歌唱ももちろん好き。
それぞれ、完全に理解することはできない境界線に少し胸が痛みながらも、それでも伝える方法はある、ということに涙が止まらなかった。音楽も相まって美しかった。
自分の体験からの連想なのかもしれないが、やはり人が良い方向に動く時は、寄り添う心、思いやりを伝えた時なのだな、と。
歪みあって罵り合う負の感情は、ポジティブな変化を生まない。
また見たいなぁ
みんなが絶賛するほどの感銘は受けなかったけど、何度見ても感動できそうな軽やかさを持った映画だった。