孤独と呪いに支配された少年乙骨優太。
それがあるきっかけっで五条悟と出会い、道びかれ呪術高専へ入学。
戸惑う乙骨、そして相変わらずの飄々でマイペースで無敵(を装う)な五条先生(笑)
アニメでは乙骨は何故か海外にいるという事になっていてほぼワンシーンだけの登場だったし、伏黒が心酔している理由も全くわからない感じ…
気弱で、ある意味彼もペシミストだなって感じ。
でも、そんな彼には誰よりも強い愛に執着した愛する人が怨霊となって取り付いていた。彼は死にたくても自殺することも許されない、祈本里香という女の子が怨霊となって彼に取り憑いているからだ。
アニメでおなじみの東京校・京都校のメンバーも登場し、なんだか嬉しかった(笑)し、夏油と五条の関係もこの作品でより理解できた。
非力で孤独だった乙骨が戸惑いながらも呪術高専での生活を通して、同級生や五条先生と触れ合っていく中で少しずつ成長していく姿が青春って感じがして、これはアニメにも通じる感想だけど、呪術廻戦って、呪い呪われ、そんなものと戦うバトルアニメなんだろうけど、私にはそれ以上に青春を謳歌している彼らがキラキラして見える。
それぞれ色んな理由を抱えながらも日々鍛錬し、怨霊から一般人を守ろうとしている。でも逆にそれを利用しようとする輩もいるわけで…
夏油と五条との関係もまたいい。
どんな立場になろうとも竹馬の友の関係というものはかけがえのない祖内であり続けるんだなぁ。お互いをリスペクトしながらも相反しているというねじれた関係。
自分の理想の世界を作ろうとする夏油がまさにクリスマスイブに仕掛ける百鬼夜行のシーン。京都は知ってる場所が色々登場して一目見てどこかわかるというのもなんだかテンション上がりました(笑)
そして夏油と乙骨との対峙シーン。
大切な仲間の悲惨な姿を見て改めて自分の力に覚醒する乙骨、そして里香との共闘して立ち向かうシーンは圧巻でした。
愛する人との誓い、そして本当は呪われていたのではなく呪っていたという事実を知った乙骨の選んだ里香に対する愛の表現にはジーンときた。
でも、乙骨はいつまで外国にいんの?
呪術高専には戻ってくるの?
虎杖たちと会えることがあるの?
里香の呪縛から解き放たれた(解放したのか)乙骨が虎杖と会って共闘したらどうなるのかみてみたいなぁ…
しかし五条先生は本当に人を見る目があるなぁ~いいスカウトマンだ(笑)
つかみどころ無いようなしぐさをしながらも、凄く人を見ているし滅茶苦茶だけど良い先生だなぁ。
虎杖がなぜ乙骨に似ているのかという事もこの作品を観るとなるほどと思ったし、五条先生も毎回大変ですねとでもいい仕事していますGJですと言いたいです(笑)
この物語を一言で言うならばキラキラした青春と純愛の物語。