すいかのたね

劇場版 呪術廻戦 0のすいかのたねのネタバレレビュー・内容・結末

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

原作ファン、アニメ視聴済みです。元々評価の高い呪術0巻の映画化ですが、やっぱり良かったです!劇場版ならではなダイナミックな動きも良いですが、特に乙骨と夏油の演技が滅茶苦茶ハマってました!!

ストーリー
基本は漫画呪術回戦0巻そのままで、主人子乙骨憂太の成長譚+純愛物語となります。そこにオリジナルで保管をつけ足したりバトルを盛ったものでした。特に里香ちゃんと乙骨の描写は、出会いや一緒に遊ぶシーンが多数追加されており、より純愛度が上がっていました笑。元々コミックス1巻分でスッキリ終わる話なのでそこは映像化されても安心でした。ラスト付近で多い乙骨の笑顔がまぶしい…。

バトル描写
特に印象に残ったバトル
乙骨VS真希の稽古
稽古ですが動きがカッコいい。呪力で強化してる?かも知れませんが元々武術が強い真希に、3ヶ月で多少なりともついていける乙骨がやっぱり底知れない…。
五条VSミゲル
やっぱりミゲルは強かった!元々五条と渡り合えるって凄くないかと言われてましたが、五条の攻撃受けてもピンピンして10分くらい逃げ回ってやるとか物凄い強さ…呪具の縄?も伸ばして色々掴んだりと結構多彩な戦いで面白かったです。
乙骨(パンダ、狗巻)VS夏油
これを見るために足を運んだ部分がかなり大きいですが、乙骨の前のパンダ戦から相当な気合が入っていました。動く動く。特に乙骨の刀が折られた後のパンチが、今回「黒閃」に改変されていましたが、一発でダウンを奪える説得力が増し、良い改変だったと思います。あとやっぱり「失礼だな純愛だよ」は名台詞だと思います笑。

演技面
冒頭にも書きましたが乙骨役の緒方さんと夏油役の櫻井さんの演技が光っていたと思います。特に乙骨は始め(まあエヴァのシンジ君っぽいな…)と思ってましたが、激昂すると非常にドスの利いた演技が光り、本当にハマっていたと思います。まさに主人公!

総じてレベルが高くまとまっており、非常に良かったと思います。
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