このレビューはネタバレを含みます
国立映画アーカイブの上映企画「EUフィルムデーズ2021」にて鑑賞。
しかし、これほど素っ裸のオッチャン＆オバチャンが登場する映画も珍しい😵
みんな下半身丸出しやから、マジメな話しててもなんかコミカルにも思えてしまう。あんなにシュールな葬儀シーンは今まで見たことない😆
でも映画としては本当に素晴らしい出来で、パトリックというアラフォーのパラサイト男性が、紆余曲折ありつつも自立の一歩を踏み出していく力強い物語になっています。
無くなったハンマーは誰が盗んだのか、さらにキナ臭い犯罪の匂いまで立ち込めてきて、そんなサスペンス要素も加味されているので、最後の最後まで見る側を飽きさせません。あと音響効果もかなり凄かった。
オープニングと対になっているラストシーンで見せるパトリックの清々しい表情を是非見て欲しいです‼️彼にとってあの上着はライナスの毛布だったんでしょうね。
最終的に一番若くて美人なナタリーに優しくされて、ちょっとパトリック恵まれすぎちゃう？とは思ったけど😆
