このレビューはネタバレを含みます
日本人はBLMを茶番か何かだと考える人も多いが、黒人という人種が世界においてお金や虚栄心などのために虐げられてきたのは事実である。
ジョーイバッドアスが、ヒップホップというカルチャーがジャズが今まで何を音楽で訴えかけてきたのかよく考えるべきである。
感想としてはリリカルなヒップホップの題材を目にしているような感覚。
ループにより様々な人々の突発的に降りかかる死を体験させられる。
擁護するわけではないが黒人が仕事に就けず悪いことをしてのし上がる文化を頭ごなしに否定する日本人は多いが、自分たちがそうであればとか簡単な立場の置き換えすらできないのだろうか、
人種問題を利用する人もいれば、関係ないと無理矢理にでも生きようとする人もいるだが、確かに虐げられている人が存在し、声を上げている人々もいることを忘れてはならないのである。
人と人との間に何が必要なのか何が必要ないのか立ち止まって考え続けなければならず、綺麗事ばかり言ってられないのが現実という煉獄なのだ。
#人権問題を取り上げつつ
#思想が強い締めくくりしてくる人