いやー力強い作品ですね。
目の超アップカットがthe絶望だった。
その辺りからは見てるこっちまで苦しくて吐き気がするレベルだった。
ちゃんと「おえっ…」ってなった。
“絶対に理解してくれない”
何したって無駄という絶望感。
やるせない感情。
なんだかんだ1人では生きていけないこの社会で、こんなにも苦しい感情はないと思う。
“差別”という言葉はもっと分解して考えなきゃならんな。
理解しようとする“歩み寄り”、それができないのはなんでなのかという。
それぞれの人の根の根に染み込む正義が違っているから、心から自分を正しいと思っていて(=他が間違い)正義を執行してるだけなのか、
それとも他人の正義を受け入れる=自己否定になってしまうから、無意識に自己防衛をしているだけで、根底では他の正義を理解できているのか。
難しいテーマ。
人種差別に限らない、
“他者を理解すること”というテーマな気がする。なんとも苦しいです。ぬー。