2024-04 71
コットンテールってうさぎの
ことだったのね
本編では
うさぎ=ラビット
として紹介されてて「R」の発音の
ことばかり話題になってたから
気にしてなかったけど
ピーターラビットの本に出てくる
ウサギさんの名前でもあり……
まあそこがこの作品の
ポイントなんですが
これはピーターラビットの物語を
お話がヒントのようです。
僕はその話をしらないので
この作品の奥にあるメッセージが
ちょっと理解不足。
リリー・フランキー演じる兼三郎
亡き妻明子、木村多江
そして息子のトシ 錦戸亮
との家族の思いが
イギリスウィンダミア湖で
わかり合い、つながるという物語。
木村多江は幸薄系の役柄
ハマってますね~
リリーさんもいい役でした。
が、自分勝手過ぎ。
そんな家族を振り回しては
いけない。いくら亡き妻に対して
悔しさや悲しさが強かったとしても……
ただ、どの家庭でもあるあるの
子供の世話になりたくない
=迷惑かけたくない父親
なんとか父親を助けてやりたいけど
意地っ張りになってしまう息子。
そんな縮図のなかで繰り広げられる
認知症の母(妻)との関係
共感度高めのストーリー。
でもなあ…ひとりで地図もなく
ウィンダミア湖に
行こうとするのはいかがなものか
あと……妻明子の壮絶な最期、認知症って
あんなに痛がるものなんだろうかと
率直な疑問。
そんな感想です。