大人になって、環境が変わり、離れ離れになったからこそ分かる、気の置けない友人たちと過ごす時間の大切さ。
仲間たちとやりたいことに向き合う時間の有意義さ。
大人になったからといって、何でもできるわけじゃない。
だけど大人になってできるようになったこともある。
それに気づき、周りの人たちに支えられながら選択していく成長譚。
作品特有のまったりした空気感はそのままに、大人になったからこその変化も織り混ぜ、ほろ苦さも加わっている。
ただそのほろ苦さがなかなか苦くて、平日の夜寝る前にだらだら視聴するのにちょうどよかった癒しアニメ、の延長線上のつもりで観ると結構喰らったりする。
「ウソやで〜」の破壊力。