leyla

グレイスランドのleylaのレビュー・感想・評価

グレイスランド(1998年製作の映画)
3.8
ハーヴェイ・カイテル目当てで。
自分はエルヴィス・プレスリーだと名乗る男(ハーヴェイ・カイテル)をヒッチハイクで車に乗せたバイロン(ジョナサン・シェック)。この二人がメンフィスのグレイスランドを目指し、心を通わせていくロードムービー。

どう見てもエルヴィスじゃないのに、彼の周りの不思議なエピソードを見ているうちに、本物かもしれないと思えてくる。一体どっちなの?と思いながら、気づけば最後には本物か偽物かのモヤモヤが消えていた。信じること、そして、前に進むことの大切さをエルヴィスが教えてくれているようなちょっぴりファンタジックな作品でした。

エルヴィスは生きている、そんな噂を基に製作したのかも。製作総指揮はエルヴィスの元妻です。

ハーヴェイ・カイテルが1曲だけステージで歌います。あとブリジッド・フォンダがマリリン・モンローのモノマネをします。

かつてエルヴィスが暮らし、亡くなった町グレイスランドは“エルヴィスの聖地”と呼ばれ、今も命日には大勢のファンが集まる。今作でも印象深いシーンとして描かれていて、エルヴィスの偉大さを改めて感じました。
leyla

leyla