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2ペンスの希望のpopusaのレビュー・感想・評価

2ペンスの希望(1951年製作の映画)
3.8
とりあえず、例によって、超喋る。

主人公なんでカルメラ好きなのかわからない。まず主人公が仕事続かないのは全部カルメラのせい。でも主人公はクビにされてもそれに従うのみ。共産党にもきっと大して思い入れないんだろう。なんか善良な人のはずなんだけど、何かに対する拘りが感じられないから応援する気にならないんだよな。

村の人々は意味わからない。主人公が帰還兵で無職なのをめっちゃ馬鹿にするし、ヒロインが主人公に遊ばれてるってからかうのに、最後二人が父親と決別(?)するときは英雄扱い。最後は二人の愛に感動したってこと?いや、絶対「あの父親にきっぱり言い渡すなんていい度胸!」程度のノリだろう。衆愚。

そんな大衆で思い出すのは、「イタリア式離婚狂想曲」で、妻を寝取られた主人公がめちゃくちゃ村八分にされること。なんか日本人の自分にはわからないコードがある。
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