兎にも角にも、好みでは無かったの一言です。普段3時間くらいの映画観なれていますが、本作はとても長く感じられて疲れました。
特撮が凄く好き、俳優さんが凄く好き、庵野監督作品は全て大好き、みたいな何かハマる部分がないと厳しい作品と思います。唯一、俳優陣とても豪華なので顔ぶれは楽しいのかも。
特撮に全く思い入れがないのもあり、CG部分含めスプラッターもアクションもバイクシーンもなんだか迫力に欠けと感じてしまいました。序盤のバイクとトラックの（多分）カーチェイスとか、あまりの迫力のなさにリハかな？くらいの感覚でした。特撮的な撮影だと、こうなるものということなのかしら。
俳優さんの泣きの演技良かったので、単調な話し方などはオーダーがあったのだと思います。が、実写で態とらしくこの調子は、2時間観続けるのはきつかったです。俳優さんたち、よく最後まで付き合ってくれたなと。全体的になんというか、自分の観たいシーンを好きなように撮影しまくって、後からぶつ切りシーンを繋げていって出来上がったように感じます。
それと、トンネルのシーンの光が強くて目が痛くて辛かったです。劇場で頻繁に映画鑑賞しますが、目が痛い体験は初めてでびっくりしました。強い光が苦手な方はご注意必要かもしれません。鑑賞後は特に健康上の問題はありませんが、もう観たくはないなと思いました。
