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シン・仮面ライダーのsymaxのレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
3.5
"僕の名は…ライダー…仮面ライダーと名乗らせてもらう…"

一台のバイクが山道を疾走する…追うトラック…

人類の幸福を目指し、導こうとする秘密結社"SHOCKER"…上級構成員クモ・オーグの前に立ちはだかるのは、同じく"SHOCKER"により改造されたバッタ・オーグ=本郷猛…

"シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース"の大トリにして、誕生50周年を記念した"庵野秀明の、庵野秀明による、庵野秀明の為の"仮面ライダー"が遂にその全貌が明らかになりました。

もっとマニアックになるかと思っていましたが、
案外、王道なストーリー展開で、どちらかと言うと石ノ森章太郎の原作漫画に寄っているとの印象…

私はもっと後のアマゾンとかストロンガーをよく観ていた世代で、1号2号のダブルライダーは、特別なストーリーでの登場が多く"大御所"というイメージの方が強いのでそれ程思い入れがある訳ではありませんが、それでも、全体的に"昭和"っぽい雰囲気には懐かしさを感じてしまいます。

"仮面ライダー"ってやっぱ昭和な男子の誰もが通った道なのだと思います…

公開されたばかりですが、既に賛否両論のようで…庵野色が強いので、"そりゃそうなるよね"との感想を持ちますが…これだけ反響があるという事自体が凄いことなのではないでしょうか?

私は…面白かったです。

ライダーキック…めっちゃカッコよかったです。

ただねぇ…庵野作品の女性キャラの描き方がどーもねぇ…一時代前のオヤジ世代なセクハラのようで…何だかやらしく見えて、鼻についちゃうんですよ…なんかもったいない…
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