ウルトラマンの時も思ったけど結局庵野さんは自分流の手法で自分の好きなものを改めて作ってみました！パターンなので、結局良くも悪くもこんな感じの作品になる、と言うのはもうしょうがないよね、という前提。
それでいて自分はものすごく楽しめた方で、ライダーの造形と暴力描写の数々、そして何と言っても強すぎるキャスト陣のおかげで2時間ずっと楽しかった。池松壮亮の哀しみを背負った感じ、浜辺美波のザ・庵野ヒロインの感じ(アスカと綾波とミサトまんま足してる笑)、サプライズいっぱいの悪役達(長澤まさみは凄い)などなどありながら柄本佑がマジモンのMVP。ハチオーグのくだりはなんかもうヤクザ映画というか、色合いもあってキルビルみたいというか笑 西野七瀬が思ったよりハマり役すぎて良かった。特撮の女性ヴィランこんな感じだよな〜！っていう
まあ庵野ショットとは言えあまりにも見辛くない？な感じや、いくらなんでもこのCGは安っぽくない？など微妙ポイントは散見されるのですが、単純に映画体験としてそれ以上にワクワクしながら見れたので良かった。
ただ人に薦められるかというと・・・。あまりにも庵野作品って変な映画なんですよねやっぱり。せめてエヴァくらいは見ておけばニヤニヤできるけれども。
ちなみにゲストヴィジット企画の回を観に行ったので柄本佑をこの目で見ました。かっこよすぎ。
