シン・ゴジラ、シン・ウルトラマンに比べると、公開前の盛り上がりが明らかに欠けていた。個人的には、キャストが地味すぎて、期待値がすごい下がっていた。昨秋配信されたブラックサンが面白かったせいもあり。
そんなテンションのくせに割りとすぐに鑑賞。
うん、ぼかぁ好きですよ。
庵野監督のライダー愛、過去作へのリスペクトはやはりそこかしこに感じつつ、庵野監督なりの解釈、ライダー像、再構築はさすがでした。
やっぱり心の底では、「庵野監督が撮ったら」を一番期待してて、そこを充分体験できました。
サイクロン号で疾走して風を受け、ライダーに変身する画も、アクションもかっこ良かった。
正直、キャラクターやショッカーの深堀はもう少し欲しかったけど。
本来、仮面ライダーって、怪奇色が強くて暗い作品だから、技にしても光のウルトラマンとは全く異なるわけで、それと単純に比較はできない。
一番驚いたのは、エンドロール。
まさかの俳優数名がクレジット。え、どこに出た？
そうかリピートさせる作戦だな。その手には、、、
∇追記 --------------------
【リピ鑑賞】
まんまと制作サイドの罠にはまり(笑)
どこに、何役で、出演していたのかわからなかった豪華キャストを確認。
様々なレビュー、考察に触れ、あそこはそういう意味、見せ方だったのかという、1回目では把握できなかったところを余裕をもって体験できる。
仮面ライダーのテーマは、悲しみを仮面で隠すヒーロー。
この映画では、その仮面に大きな意味と役割を与えた。その功績は大きいと個人的には思う。
プラーナ、ハビタット計画、パリハライズ、など庵野語が出てくるが、パリハライズが今年の流行語にノミネート！なわけないかw
今から渋谷でパリハライズしてくるわー！
