Kayo

シン・仮面ライダーのKayoのレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
5.0
最速公開!舞台挨拶の配信も観られた、嬉しい。
子供の頃から大好き過ぎて、スコアが5.0しかないのが歯痒いぞ。
心の中で熱唱したのは私だけではないはず!
あちこちにあー!これこれ!この感じ!っていうのが散りばめられていて、懐かしさもあり童心に帰った。だけど、それだけではなく庵野監督の解釈やこだわりも感じられたし、シンでしかできない表現も素晴らしかった。
エンドロール、途中で立つべからず!最後にテンション爆上がりだから。

カードの一枚はレアカードだった。幸せだ。

2回目観た。
平成ライダーの一分は子供たちと観ていた。凄く美しくて、カッコいい。だけど、初代から観ている身としては「完全にマシーンだな」と感じていた。
ライダーって、改造人間やん?そういう意味では平成ライダーたちは別物として楽しんでいた。俳優さんたちもカッコいい。

で、シン・仮面ライダーを観て。
そうそう。ライダーはやっぱり人間なんよ。だから、敢えて血がたくさん飛ぶし、殴った時、踏み潰した時の不快感、恐ろしさを感じる。殺したくないのに、大切な人を守るために力を受け入れる苦悩と悲しみが表現されている。
ちょいちょいヘルメット、いやマスクを外すのも首や後ろ髪が見えるのも、平成ライダー世代から見るとカッコ悪く映るかもしれない。それは人間だから。武器も持たないし、殴って蹴るシンプルな戦い。相手を傷つける痛みを自分の身体にも感じる。石ノ森先生も庵野監督もきっとそういうことが伝えたかったのだと思う。

3回目観た!
飽きないな。嬉しい、楽しい、大好き!って感じ。
浜辺美波ちゃん、かわいいきれい。ライダーの2人もピッタリで素晴らしい。倒した敵に一礼するところは初代1号藤岡弘さんを感じた。まさみ姐さんの美脚とキレっキレの演技も必見!本郷奏多くんは闇を抱えた歪んだ役を演じさせたら右に出るものはいないと思っている。今回も素晴らしい演技。そして、森山未來さん、美しい。脚の組み方から指先まで所作が素敵過ぎ。蝶オーグの舞うように闘う姿が段々グダグダの肉弾戦にかわるところは、理想を追求するあまりに人間からかけ離れた存在になっていた一郎が人間らしさを取り戻していくようでグッときた。
竹野内豊さんと斎藤工さんが名乗ったシーン、ぎゃーってなったし。
そして、何より、ケイってさ、石ノ森先生のあの作品の…。ジェイは…よね。やば〜い。庵野監督、ありがとう。楽しさ倍増やん!

3回目、カード丸かぶりでガッカリ。1号とるり子が欲しい。
Kayo

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