一部キャラのノリがちょっとキツいのと中盤の微妙なCG多用とかはあったけど面白かった。
庵野秀明のエッセンスが120%詰まった仮面ライダー映画。
よく仮面ライダーのスペックに「パンチ力:〇〇t」とかあるけど、普通の人間がそんな威力の拳を受けたらそりゃ頭も弾けるしズタズタになって吹っ飛ばされるよね。
映像化されてよりそれが如実になってたのが良かった。
特撮作品としても結構出来が良くて、序盤のショッカー構成員との戦いや代名詞とも言えるライダーキックに関してもシンプルながらよく出来てたと思う。
予告時点だと後ろ髪出てるのが気になったけど、設定明らかにされてからだと全然納得出来る。
あとスーツの上からロングコート着てるビジュアルがあまりにも格好良い。100点満点。
出来ればもう少し上着着ながら戦って欲しかった。
確かに仮面ライダーなのに鑑賞中はエヴァ観てる気分になる不思議な作品。
庵野テイストを全身に浴びられて良い体験でした。