シン・仮面ライダーのさとみんのネタバレレビュー・内容・結末

庵野はやはり庵野だった。
監督の思い入れがかなり強いのだろうが、思い入れの強い方々が観れば〜シンゴジ・シンウルの時もだが〜「そうじゃない」感があるのは致し方なし。
当方そこまで思い入れ強くないので楽しめた。

クモオーグの時の戦闘員との闘いアングルや各所BGM・効果音など旧1号そのもので良かった。
しかしどう見てもエヴァそのものだろ、という場面もあり。イチローの目的も全人類の統一とか.....人類補完計画かよ！
しかも一本字がルリ子によって洗脳解かれるなら、なぜ他のオーグの洗脳解かないのかって事になるので、別の方法で解放した方が、良かったのでは？
アニメだと色々出来るのだろうが、実写だと限界なのか。
(好みではないが)マーベルとかDCと比べると、色々甘い。

本郷猛役の池松壮亮、悪くはないのだが、他の作品の池松壮亮悪くはないのだが、今作だと一文字隼人役の柄本佑と緑川イチロー役森山未來のインパクトが凄くて、存在感が薄い。
庵野作品常連、竹野内豊も良いが、斎藤工は相変らず笑わせてくれる。
緑川ルリ子役浜辺美波って素晴しい、本当に美人。今の若手俳優の中でも最高のビジュアルなのではなかろうか。アップで観れただけでも劇場行った価値があるというもの。