このレビューはネタバレを含みます
めちゃくちゃおもしろかった。
特撮好き、仮面ライダー好きにはたまらないと思う。
ただ、人は選ぶと言うか、面白くない、退屈と思う人がいるだろうなというのも感じた。
元祖仮面ライダーを見ていることは前提の部分があり、設定や作品の背景を知らない人からすると知らない単語が知っていて当たり前のようにどんどん出てくるので、そこで振り落とされる人がいると思う。そして新しい要素、単語もほとんど説明は無い（あるにはあるけどさらっと）。
そして日曜の朝にやっているような子供を対象としたものでは完全になかったので、殴れば血が出るし、肉は潰れるし、威力のある攻撃を受ければ骨が折れて変な方向に向いている。
実際、おばあちゃんと孫？で来ている2人組は見終わったあと、表情が凍っていたので、ある程度のグロ表現は耐える必要があると思う。
そして最後に特撮と言っても今回はCGに頼るシーンもそれなりにある。当時の特撮やCG反対派の人にとっては面白みのないものになっている可能性もある。
などなど、マイナスな要素になるところも探せばあるが、自分にとってはそんなもの吹き飛ぶ面白さだった。純粋に自分の好みにドンピシャなマニアック表現だったり、子供向けであるが故にこれまで濁されていた演出も詰め込まれており、シン・ゴジラが好きな人は楽しめるのではないかと思う。
個人的にはシン・ウルトラマンよりは分かりやすかった。
ヒロインである浜辺美波にかなりの属性と言うか萌え要素と言うか、キャラ的な要素が詰め込まれまくっていた。個人的には萌えた。
敵に関しては何人か出てくるが、掘り下げに関しては足りないと思う。でも映画でこれ以上掘り下げられるかと言うと流れが悪くなったり、モタモタした展開になっていたと思うので、人数に対しては最適解な流れだったと思う。もしくは敵は減らしても良かった気もする。
最終的にまだまだ良いところはあるが見るべしという感じ。
自分は見れて大満足です。
