リッジスカイウォーカー

シン・仮面ライダーのリッジスカイウォーカーのネタバレレビュー・内容・結末

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

1100レビュー目は、クッソ楽しみで仕方なかったこちら!


仮面ライダーは全く履修してなく、どっちかって言うと、知識は仮面ノリダーw からインプットしたものしかないレベルですが、庵野さんが創るものは映画館で観たいため、早速(3/20に観てきたけど、レビュー書くまでに時間がかかりました😋)観てきました。

オープニングから庵野臭がプンプンしてたまらんww

ライダーがショッカーを殴ると、とんでもない量の血飛沫がドバーッ!ドバーッ!!

お、おおう。。

こ、これかー!PG12!!

意表を突かれたため、偉くビビる。

ショッカーが

Sustainable
Happiness
Organization with
Computational
Knowledge
Embedded
Remodeling

っていうとてつもないコジツケがされていてほくそ笑み爆発!

初っ端の蜘蛛オーグとの戦いで、仮面ライダーの変身の秘密が語られており、こういう設定にしたのかー!と感心しまくり。

サイクロン号のカッコ良さ。
ライダーキックのカッコ良さ。

仮面ライダーとしての魅力を一気に引き出していて、これが庵野さんがやりたかったことかーー!!
と納得。

サイクロン号が自動でワンちゃんのように後ろから健気についてくるの笑ったw

ただここからはどんどん説明が多くなってきて、だんだん理解が大変に。

竹野内豊さん、斎藤工さんが出てきてしまうが、他のシンシリーズと関連性はありそうでないため、若干混乱をきたす😅

特に斎藤工さんはウルトラマンだったんで違和感が…😅

まぁそれは別作品ということで脳から記憶を消しましょう。


蠍オーグは誰かわからんかったw

なぁーちゃんの蜂オーグかわいい😍

ラスボスが森山未來さんなのは良かった。
怪しげな感じがグッド。

そして、仮面ライダーV2も出てきてテンション爆上がり。

個人的には柄本佑さんの方が、ライダーに似合ってた。


終わってみれば、とにかくバトル中心でストーリーのバックグラウンドはあんまり説明がされず、ただただ仮面ライダーとしての「特撮」を楽しむための映画です。

昭和の特撮を令和で撮りました!という感じ。

アクションの細かな動きは分からず、終始ヨリのカメラワークで何が起こってるかわからないことも多い。

まぁでもこれも昭和のあの頃を出したくて、わざとやってる感じを受けました。

シンをシリーズとして観た場合、映画としての面白さはシン・仮面ライダーが一番面白くなかったかなという印象なのですが、不思議な魅力があり、繰り返し観たい気持ちはシン・仮面ライダーが一番強いです。

もしかすると、ただ浜辺美波ちゃんが観たいだけかもしれませんw


結局根底に流れるのはエヴァで、昔庵野さんが何を作ってもエヴァになってしまう、という発言をしていたことがあったのですが、ホントそうなんだなぁと思った。

仮面ライダーの原点を知りたくて、原作の漫画を買って読み始めました。

今読んでもめちゃくちゃ面白いです。


また本作のショッカーサイドから観たサイドストーリーも漫画になっている(真の安らぎはこの世になく)とのことで、今度そちらも買って読んでみたいと思ってます。


賛否両論あるようですが、令和に初代仮面ライダーを復活させ、庵野さんのやりたいを詰め込んでくれたことが嬉しくてしょうがありません!!