これまでのシンシリーズで一番泥臭くて人間らしかった！すき！
私は仮面ライダー全く通ってきてないんですけど、なんとなく「気付いたらバッタ人間に改造されてた」ってことだけは知ってて。それってめちゃくちゃ怖いし本人にしてみたら絶望じゃない…？と思ってたんですが、その闇深さを血みどろ演出でさらに不気味なものにしてて、私がなんとなく仮面ライダーに感じてた怖さの答え合わせができて良かったです。
私は特殊な力に苦悩する主人公が好きなんだ…。
そして観終わったあとには清々しい気持ちにもなれたり。
確かに前半のとっ散らかり方とかCGのしょぼさとか気になるところもあるけれども、二号が出てからの展開のアツさったら……！
池松壮亮も柄本佑も演技上手くて感動しました。
元々の一号と二号の関係とかも全然知らなかったんですけど、トンネルで共闘するシーンはラストバトルよりカッコよかったです。そこで！っていうBGMもいい。
ぶっちゃけ仮面ライダーのかっこよさ全然わからなかったけど、今となってはビジュアルカッコいいなと思えるようになりました。
「シン・仮面ライダー」って「そっち」のことだったんだなー。
