このレビューはネタバレを含みます
「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」では政治的な描写や集団描写が多かったが、今作は違った。
父を見習う優しさに溢れた本郷猛が緑川の意志と力を受け継ぎ戦う。
人間として、仮面ライダーとして成長。
そして一文字との出会い。
なによりも本郷のその優しさが自分を犠牲にしてまで闘う強さ。
オリジナル版の演出、流れを見事に踏襲しつつ新しく現代風にアップグレードされていた。
各オーグ討伐シーンは区切りが良くドラマのようにチャプターに分かれているように感じた。
ルリ子を失ってから一文字と出会い、ラスボスチョウオーグとの最後の戦いへと向かうのだが、すごく展開が熱かった。
そして自己紹介のなかった政府の男たちの名前は「立花」、いずれ「おやっさん」と呼ぶ日は来るのか…
新しいスーツとマスクを依頼した一文字はなんと新1号の姿へと。
マスクの中に保管された本郷と共に新たな仮面ライダーとなった。
マスクの後部には「バッタオーグ02+01」
非常に良かった。
エンドロールにはオリジナル版主題歌が流れ最後には意味深な帰ってくる仮面ライダーと。鳥肌が立った。