シン・仮面ライダーのtetのネタバレレビュー・内容・結末

特撮時代の仮面ライダーはよく知らなかったが、総集編的な側面でも見ることができた。冒頭のアクションシーン良かった。流血描写が激しく、大人向けだなーと感じた。
仮面ライダーの見た目としては、髪の毛が出てるところやっぱりやや違和感。この間アメコミヒーローを見慣れてたことから、細身のヒーローにもやや不安感あり。

ハチオーグとのバトルシーンなど。残像が残るようなCGがあったのに対し、昔の音楽や効果音が使用されていた部分もあり、程よいミックス具合が良かった。
個人的には蝶オーグが仮面ライダー0号として出てきたのが良かった。強さのバランスとれてないーと思う場面もあったが、展開的にはしっかりと山場があって良かった。0号はオリジナル設定なのかな？

キャスト陣は豪華。全体的に特撮時代のオマージュされているような演技を感じた。一見セリフが棒読みなように感じるが、これは特撮時代の感じを出したいが為にワザとこういう演技指導しているのかなーと感じた。浜辺美波かわいい。

個人的に感じたテーマは正義の在り方。ライダー側に正義はあるが、ショッカー側にも正義がある。ただとちらかを否定することだけでは成り立たない正義がある。1号の思いを引き継ぎ、2号が人と協力して戦っていこうとする場面も良かった。
シンゴジラ的な現代版を想像していたが、特撮仮面ライダーを見てきた人が、昔を思い出して懐かしく楽しめる映画なのかなーと思った。