ん…?なにこれ…意外と面白い…。
題材的にはウルトラマンのほうが好みだし、どうせまた「キューティーハニー」の二の舞でしょとタカを括っていたせいか、はたまた同世代の弱みなのか、けっこう楽しめてしまった。
賛否両論あるだろうし、傑作と呼ぶことには違和感あるが、なにはともあれこの熱量にはやられた。
観た後グッタリしたし、その夜、夢の中ではシン仮面ライダーの別ストーリーが展開される始末。刺激を受けたことは事実らしい。
よくなかった点としては、CGが衝撃的にチープだった。普通の観客はここでまずドン引きするよね。
予算の問題なのか、ディレクションなのか、制作会社の質なのか。量産型ライダー戦とか、プレステ1レベルだった…。
あそこ真っ暗だったのは、上がってきた映像が相当ヒドかったのを誤魔化すためなんだろうなー。
あと、全体の熱量すごいわりに、ところどころバランスおかしい箇所あり、それが作品の品位を下げているような気がした。
長澤まさみのような日本を代表する女優にあんな失礼なチョイ役やらせるとか。なんか例のパワハラ問題が透けてみえるようでもあった。