「シン・仮面ライダー」
序盤が一番のピークでした。その後は徐々にボルテージが下がって、最後は一番下にまで下降した作品でした。僕と庵野監督とは合わない。
序盤は、何だこれという感情とここから始まるのかという期待感とアクションと面白いカメラワークで心を掴まれた。だが、そこがピーク。
そして、そこからの戦闘はCGばっかりで萎えた。僕は、アクションはCG無しで人間との血が出て、傷つき合うのが大好きなのですが、実現できない戦闘シーンはCGで全てごまかす。カット後は実写に戻る。
本当に勘弁して欲しい。後、最後のアクションは真っ黒で何があったのかが分からない。真っ黒の背景は、僕のストレスが上がる。
そして、ドキュメンタリーでアクションを指示していたが、アクション専門の人に任せておけば良かったと感じた。アクション監督は庵野監督に負けていたが、僕は彼の味方である。
バイク乗りには最高の言葉や共感を寄せるバイク愛が感じられるが、僕は運転免許を持っていないから全然共感できない。
うーん、シンシリーズはエヴァンゲリオンしか僕の心は動かせない。
つまり、庵野監督の実写は僕とは合わないと何度も思いました。
だから、映画館に行ってまで観ないんだよなー。