LEO

シン・仮面ライダーのLEOのレビュー・感想・評価

シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)
2.3
世界征服を企む悪の秘密結社…でなく「幸福を追求する組織」SHOCKERによってバッタとのオーグメンテーション手術を施された本郷猛が、SHOCKERの人工子宮により生体電算機として生み出された緑川ルリ子と組織の理念に疑問を抱いて脱走し、同じくオーグメンテーション手術を施された一文字隼人と共にSHOCKERと闘う話。

ん〜、公開当日「ひゃっほ〜い♪」と喜び勇んで観に行こうとしたものの、なんか嫌な予感がして観に行くのをやめたんだが正解だったようだ😓

ストーリーは殆ど無いに等しく、オーグと順番に戦うだけ。
登場人物の心情も、「???」の連続。
「何故?」と思うほどのCGクオリティの低さ。
ウルトラマンは良かったから、これはわざと?
でもわざとクオリティを低く見せる意味がわからん。
一番は本郷猛がコミュ障で無職って…。
IQ600でスポーツ万能、オートレーサーを目指す熱い男はどこ行った…?💧
改造された事への悲哀は?
涙ラインは何のためにあるんだ?

後ろ髪がはみ出るマスクのデザイン、爆発でなくTV版の初期のように泡となって消えるオーグ達、ベルトに風を浴びないとパワーが上がらない変身、立花に滝、ラストの一文字ライダーのマスクが再改造を受けた新マスクになっている等々、初期の仮面ライダーが大好きなんだなというのはよくわかる。
でもこれはオリジナルのオマージュには程遠く、残念ながらいつも言っている「大人になれないガキ親父が、こういうところがリアルだったらカッコいいよね?」ってレベルの作品な気がする。

どうした庵野!?
LEO

LEO