オムライス

女と男のいる舗道のオムライスのレビュー・感想・評価

女と男のいる舗道(1962年製作の映画)
4.0
女優を夢みてパリにくるも娼婦に零落するナナの姿はどこか悲しげである。しかし、ジュークボックスで踊り出す無邪気な姿にどこか惹かれる。そして、ナナと老人との哲学的な話を語り合う場面はとてもアイコニックだと感じた。
哲学を語り合う場面での【話すことはもう一つの人生だ別の生き方だ、話すことは、話さずにいる人生の死を意味する。】
【誤りを通じて真実に到達させる】これらのセリフには人生の意義が含まれているような気がした。そして、モノクロながらもエモーションな情景を感じさせるものがあり良かった。
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