アラン・レネ監督『スチレンの唄』(1958)
原子の姿が何かに移り変わっていく工程は、
生命運動そのもの。
人間の作為を超越して、
まるで彼らがそうなりたかったように。
The proces…
完成から始原に遡るってわりと分かりにくいなあと思ったけど、分岐が増えることないと言うか、必ず1つのところに辿り着くのが分かってるよなあ。人が経験する通りの時間の向きでは、なかなかそういうわけにいかな…
>>続きを読むアラン・レネの工場萌えなドキュメンタリー映画。工場見学クイズ的な前半と、工場の構造物やパイプが作る線のフォトジェニックさを見るような後半。そこに詩的なナレーションが被さる。まあ面白くはない。工場好き…
>>続きを読む工場見学の動画を見るのが好きな人はワクワクが止まらないと思う。
1958年ごろ、今と製造方法がさほど変わらなさそうで面白い。
どうでもいいんだけど、DVDだと『スチレンの詩』というタイトルで、和訳…
レネが撮る建築はとにかくカッコいい。カラーをカラーとして撮るレネは、それでも現代的な姿を見せるのだが、なによりも後半の工場の撮り方にエロスを感じてしまう。前期のレネがどの映画作家よりも好きかもしれな…
>>続きを読む1958年にこれ撮ったのすごいな。冒頭のヴィクトル・ユゴーの詩の引用直後のプラスチックの見せ方がモダン過ぎた。本当に58年に撮られたの?俄に信じがたい。
詩的なドキュメンタリーの傑作だって。アラン・…