韓国ならでは…?
とても楽しみにしていた韓国映画の一つ。
公開初日の金曜の仕事終わりに直行したのに、観客は自分を入れて4人だけだった…。
少ない🥲
でも、内容はしっかり面白い。
北朝鮮から韓国へ脱北してきた女性が、慣れない地で生き抜きながらボクサーを目指す物語。
まず、この”脱北者”という言葉…周りが勝手にそう呼んでいるだけで、当人たちにとっては嫌な言葉らしい。
冷静に考えれば当たり前か…😅
物語は主人公の女性が、すでに韓国のソウルに来ている状態から始まる。
アパートを借りたが、特にやりたいこともない。
中国に残された父親を韓国に呼べるように、当面はアルバイトでお金を稼ぐことに専念する主人公のジナ。
食堂でひたすら働いていたが、もっと収入を得る為にバイトを掛け持ちすることに。
二つめのアルバイトはボクシングジムの清掃の仕事。
新人アルバイトに直感的に何かを感じた館長とトレーナーは、彼女にグローブを持たそうとするが…という内容。
今作はボクシングをテーマとしているが、それだけをメインとしている訳ではないので、他のボクシング映画と比べると、その要素は薄め。
単身で別の国にやってきた女性の苦悩や、新たな地での出会い、過去との決別や再生なども描かれている。
世の中に打ちのめされても自分自身で立ち上がらないといけない、という部分がボクシングと掛かっているのかな。
ボクシングのシーンは少ないけど、スパーリングとか試合のところはちゃんと見応えがあって面白い。
だから、その分、もうちょっと見てみたかったなぁ…という気持ちもある。
雰囲気的に、ここで終わらないで😱って思っていたら終わっちゃった🤣🤣