このレビューはネタバレを含みます
終盤の、当時の首相の発言を巨大モニターで聞いてた青柳さんは何を思っていたのか。
自分はこの映画を、気持ちとしては正座して観ていたつもりです。
へこたれず笑顔で届ける青柳さんを尊敬します。
一方で、届けたものをドアの隙間から手だけ出して一瞬で受け取る様子のカットの連続に心がざわついた。
青柳さんを見て自分も逞しく生きたいと感じた。
学生時代の友人とか外国から出稼ぎで来てる人とのやり取りが描かれていたのがよかったというか、安心した。
女の子にちゃんとお金が行くようにしてくださいって、優し過ぎるよ…って思った。
でも、あんな場面でそう思えるってすごい笑
完成した映画の出来に対して色々言うのはまだしも、青柳さんのしてることに対しては誰も何も言えないのではないだろうか。
鑑賞の数日前に行われた監督の舞台挨拶、見たかったなぁ〜。