きょう

ラブ・レターズ 綴られた想いのきょうのレビュー・感想・評価

3.5
引っ越した先の前の住人が忘れていったラブレターがきっかけで恋に不器用な男女の恋愛が始まるカナダ🇨🇦作品、「ラブ・レターズ 綴られた想い」🎬


主人公ヘイリーが引っ越した先の前の住人が忘れた大量のラブレター。そこにはロマンチストと思われる男性の詩的な言葉が綴られていた。他人の恋愛を疑似体験しながら、差出人に惹かれていくヘイリー。そして、受け取られなかった彼女への婚約指輪💍を彼に返したことから、お互いの素性を明かさないままの交流がスタートするが…


前の住人が忘れていったラブレターがきっかけで始まる恋愛。ラブレターに綴られた彼女に対する気持ちをヘイリーやその親友が読むのを聞いていて本当にロマンチックな気分になりました💘この男性ジョシュは彼女に婚約指輪を送るのですが、彼女は受け取らず、姿を消してしまうのです。そこで、主人公ヘイリーがラブレターの中からその指輪を見つけ、彼に返すところから、2人のやりとりが始まります。今ならではのSNSでのやりとり。実はこの2人、仕事を通じて現実の世界でも会っているのです。現実での出会いは仕事といってもライバル同士。なので、互いの印象はそれほどいいものではなく😅
お互いにSNSでやりとりしている者と現実で出会っている者が同一人物とは知らず、やりとりは続き…そこと同時に現実世界でも、ヘイリーとジョシュは互いに惹かれ合っていきます。そして、お互いの正体も明らかになっていき…
ヘイリーの母が恋に不器用な娘に言うセリフで「恋は幻想で、そこから現実世界に調整する段階を踏む」というのがあるのですが、これにはすごく納得です。
SNSを通して知り合う恋愛はあくまでも顔も見えず、その人そのものの本性もわからない文章のみのやりとり。やはりそこを飛び出すには現実の世界でのやりとりが必要。そこに踏み込んでから本当にお互いの気持ちが通じ合えば本物の恋愛だと思います。なかなか難しいことであると思いますが😅


映像も明るく爽やかな雰囲気で、ストーリーもちょっぴりコメディタッチでスッと入っていけるようでした🥰今の時代ならではの恋愛の形。2人が非現実な世界でのやりとりから、現実に通じていくのが凄く良かったです。
やはり、相手に会うことで相手の本当を知ることこそ、本物の恋愛が成り立つと思いました💖
きょう

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