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そして、バトンは渡されたのnatsuのレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
3.6
瀬尾まいこの世界だった。ちょっと変わっててとぼけた感じの家族たち。悪い人出てこなくて優しい世界感。ファンタジー含む。←ここ重要ー

原作読んでて映画見ちゃうと、なんか違ったなーと思うことが結構多いので、本まだ読んでなくてよかったよーと思いながら観に行ったのだけど、映画はちゃんと瀬尾さんぽさが漂っていて心配することなんてなかった。あとで読もうと思う。

永野芽郁ちゃんはもう22才なのね。この方はずーっと可愛しくてとぼけたままでいてほしいし、いてくれると思ってる。彼女を優子役に選んだ時点でこの話はもう成功なのではないかい、と思った。

石原さん演じるママが選ぶラブリーなインテリアとか衣装とかも可愛かったし、普通に優子の着ているコーデや(洋食屋さんのデリバリーの時とか、赤いカーデとかさ)ヘアアレンジなんかも、さりげなく可愛らしくて同世代女子には好感触なんじゃないかな、って思った。

岡田君演じるピアニストもピアノもすごくカッコよし。本人弾いてるのかな?弾いてるよね、たぶん。

って中身についてあんまり書いてない。笑
映画やドラマですぐ涙してしまう私だけど、今回は泣かず泣けず。後半伏線が回収されていきながら、なるほどそーかーとは思ったけれど、ファンタジーだとどこかで思っている現実主義な自分…
ママさんの最期の知らせもあっけないし。ん??あれ?って思っちゃう部分も若干あった。まあ、ファンタジーだからなー

あと、石原さとみが演じるとかなり嘘っぽさが出るというか、悪女感ですぎて、やりたい放題しすぎママさんに見えてしまってなー。そのぶん後半のギャップが出てよいのかなあー。似合ってるといえば似合ってるけど。でもわたしだったら誰をキャスティングするかなーとこっそり考えたりして。。

あと大森さん演じる実の父、の北海道の再婚相手。とてもよい感じで。あれ?誰だっけこの人?って気になって気になって…。エンドロールを凝視していて、ああー、あれは安藤裕子だ!と確信しました。合ってるよね?演技もやってたとは。
それにしても、せっかくだもの、パパさんは北海道でチョコも作ったらいいのにねーw
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