切なく悲しいのに、どこか暖かく優しい涙が流れる作品。
すべての出来事には意味があって、1つでも欠けてはならなかった。
普通親は2人だけど、5人の親がいる女の子の物語。ステキな方々に出会えて、5倍の愛を受けて育った、ピュアで真っ直ぐなステキな子。
どんなにしんどくても、つらくても、笑顔でいるとラッキーが舞い込んでくるのっ。って梨花さんの言葉を信じて笑顔でいるみーたん。ほんとに小さな幸せが周りに転がっていたなと思える描写にほっこり。
大森さんの夢を追うお父さんも、新しい家族を持ちながらも実の娘を見る実父の眼差し切なくも愛が伝わってくる細やかな視線。
全てを知っていた市村さんのポジション、とても難しいけれど素敵な塩梅でした。
田中圭さんの兄になりそうなポジションを友達のように仲良くも敬いあう関係性が見える、理想の親子像がそこにあって、本当の家族愛で包まれて尊かったです。
全ての意味を理解したとき本当の愛を知って涙する。号泣というより静かに。
岡田健史君のピアノ鳥肌たった。
美術、ヘアメイク、スタイリング、凄く可愛くてオシャレで好きだった!