結婚して愛情のバトンを繋ぎたくなる映画。
照明で心情を表す演出が舞台的で、ピアノと花火の相性が良かった。
僕は誰かの親になったことも、直近でなる予定もないのだけれど、それでも[親の気持ち]が痛いほど伝わって、これは自分の両親が見たら何を思うのだろうと思ったりする。水戸さんも泉ヶ原さんも森宮さんも、どの家族にもそれぞれの愛情の形があって、過去の選択に後悔しつつも前向きに生きている。作品のキーセンテンスの通り、笑顔の人々に幸福が転がり込んできている印象。原作を読んでいないが、しっかりまとまっていて大好きな映画になった。
ただし、みいみい泣いてるからみいたんは無理がありすぎる。
あと高校の同級生の心変わりは何があった。。