ニャンタ

そして、バトンは渡されたのニャンタのレビュー・感想・評価

そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)
4.0
父親が3人、母親が2人もいる少女が幼少期•青春時代に苦労した事、欲しがった物を描いたドラマ🎹💁🏻‍♀🏫
 自分の事で精一杯になるより、家族を考えて忙しくする生活にも、満たされる幸せがある事に気付かされ、家族の絆を考えさせられ、ホッコリする物語でした🌾🤭🫧名字が変わり続けても、優子は忍耐強かったです📨😭

 優子(永野芽郁)は、幼少期•青春時代に、名字が合計4回も変わっていて、引越しを繰り返した境遇だけを聞くと、不幸に思い込んでしまう固定概念が、自分の中に何処かしらにあったのですが、実は「5人の親それぞれから、沢山の愛情を注がれている主人公」でした🌷✨

 原作(著者 : 瀬尾まいこ)も読みまして、驚きとホッコリの連続で、親子の愛を「リレーのバトン」のように、人から人へ繋げていく物語から、本作品のタイトルに付けられたのだ、と納得しました📔🍀🏃🏼🏃🏻‍♀️

 『自分の明日と、自分より沢山の可能性と未来を含んだ明日が、やってくる。親になって、未来への楽しみが2倍になった』
は、とても良い言葉だと思いました🌄📝

 「食事場面で、森宮さんと優子の会話」が好きで、原作ではもっとあり、朝からかつ丼を張り切って出したり、人間関係に悩む優子を元気付けようと餃子を出したり、2人を繋ぐアイテムになっていて、癒されました🍲🥟💁🏻

 人生なんて、順調にいく事はなく、大狂いです🌪️どんな境遇にいたって、思い通りにはいかないです🎢でも逆に、思い付きもしない嬉しいサプライズが、待っていたりもします🎉🎁結果的に、『希望通りじゃなくて良かった、セーフ!』って事も、一杯あります😜🪭
 計画や予定が狂う事を、不運とか不幸って思わなくても良くて、そうやって変わっていく、自分も人生も、という心構えを、優子から感じ取れて、とっても心が優しくなる映画でした🌻🔆
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