このレビューはネタバレを含みます
きっと好きな作品だろうなと予想はしてたけど、ここまで泣くとは思わなかった。愛が詰まった素敵な作品だった。複雑な家庭環境でも、愛されて育ってきたみぃたんは幸せだったね。みぃたん=優子の仕掛けやナレーションは、本当に予想してなくて驚いた!そういうことだったのか~!
永野芽郁、石原さとみ、稲垣来泉の3名が個人的ベストアクト!しかし、大森南朋、市村正親、田中圭もめちゃめちゃよかった。卒業式の合唱でべしょべしょに泣く田中圭にもらい泣き。
以下、好きな台詞を挙げる。
「女の子はね、笑うと3割増しでかわいく見えるの」
「泣いてちゃだめ。こういうときこそ、笑っておかなきゃ」
「笑っていれば、いろんなラッキーが転がり込むの」
「興味があったのさ、厳かになれる素敵な時間だ」
「今、わたしとパパがこうして会えてる訳だし、だから、もういいんじゃないかな」
「やっぱりわたしたち、二人でロッシーニになろう」
「だってわたしはママが、梨花さんが大好きなんだよ」
「ママはふらりと消えちゃっただけで、どこかで生きてるんだもんね」
キャッチコピーの“もう一度見て、もっと泣く”、秀逸だな~!
梨花さんが体調悪くて横になってるけど、海に行きたがって泣くみぃたんのためにベッドで海に行ったときの練習するところとか。抗癌剤治療か何かで脱毛しているであろう梨花さんが帽子やスカーフでおしゃれに着飾っている様子とか。卒業式の合唱とか。また観たい。
原作は本屋大賞受賞の瀬尾まいこさんの作品。こちらも読んでみたい。