McGuffinマクガフィン

みんな我が子のMcGuffinマクガフィンのレビュー・感想・評価

みんな我が子(1948年製作の映画)
3.7
登場人物の整理🧹

父、ジョー(ロビンソン)
母、ケイト(マディ)
長男、クリス(ランカスター)
次男、ラリー

アン、ラリーの元恋人で現クリスの恋人(ルイーザ)
アンの父、ハーバートまたはハーブ
アンの兄、ジョージ(ハワード)

エドワード・G・ロビンソンが普通にいい父親役じゃーんと思ったらやっぱりなんか怪しい😅

身内が犯した罪、許せますか?
資本主義への痛烈な批判と家族の良心を問う問題作。

欠陥品を軍に納品したために戦闘機が墜落。大勢のパイロットだけでなく自身の息子も失った工場社長のジョー。
その工場に勤務しており、罪を問われ投獄中のハーブ。夫婦関係、親子関係。ご近所の噂。

タイトルの意味が効いてる。

なお、この物語は第二次世界大戦中に起きたカーチス・ライト社による不良部品の実話に基づいている。

ちょっと気になる。
ヒロインはそれでいいのか?
父親は獄中、弟の恋人だったのに兄に乗り越え…その割には思い悩み苦しんでる描写が弱く生身の人間に見えない。映画の作り手がジョーとケイトばかりに焦点を当てている気がするのが惜しい。