このレビューはネタバレを含みます
水谷豊さん脚本・監督作品
地方のアマチュアオケの解散までを描いた音楽映画です。
主演の檀れいさんがお美しい!
衣装といい、佇まいの美しさが光ります。
あんな綺麗な人普通いないよな…
檀れいさん演じる理子さんが〜だわ。口調は違和感がないが、森マリアさん演じるあかりが〜だわ。という話し方に違和感を感じてしまい、監督の理想とする若者像がよくわからないな…と思ってしまった。
理子さんを尊敬してそのような話し方なのだとしてもちょっとリアルとかけ離れすぎていてしっくり来ない…
終盤のオケシーンはコロナ禍でしっかり練習する時間が出来たとのことで違和感なく見ることが出来ました。
素晴らしい音楽を大画面と映画館の音響で楽しめるのは素晴らしい点です。
また、舞台は弥生市という架空の市の設定だが、撮影協力の松本市の街並みがとても綺麗!
行ったことないけれど、あんな綺麗なホールで演奏できるオケは恵まれているな…と思いながら見てしまいました。
コンサートホールがめちゃくちゃ立派で、こんな良いコンサートホールを持つ行政が文化芸術に造詣が無くてアマチュアオケの行政支援をしないなんてことある?ていう個人的ツッコミを心の中でしながら(物語の中なのでそんなリアリティは誰も求めていないと思うが)物語が進んでいくのでそこらへんはぐっと堪えてラストの演奏シーンを楽しんでもらえればです。