旅客機を占拠したテロリストは原発への体当たりを狙う。絶望的な状況の中で決死の思いで立ち上がったのは、付近を飛行中の旅客機の機長と乗客たちだった。アメリカ製のパニックアクション。
はい！アサイラムが贈るエアポートシリーズ最新作！
ハードルは思い切り下げて期待しないで観たのが良かったのか、アサイラムにしては面白いと思います。
アサイラムお得意の会話での引き延ばしや強引な展開もありますがさほど気になりません。
乗客の葛藤なども意外によく描けていました。良い人たち揃いなのは都合が良すぎる気もしますけど(笑)
アサイラムの映画でハラハラしたのは初めてじゃないかしら。
ＶＦＸが粗いのは何時ものアサイラムクオリティ。
サイバー攻撃で戦闘機が飛行出来ないのに、なぜか旅客機には被害が無い。
飛行機がスレスレを通っているのに木々が全く揺れない。
ネタバレになるので言いませんが、極めつけはあのウルトラＣ…。気流とか重力どこ行ったって話です(´･ω･)
バイ・リンさんが出演していて驚きました。彼女もついにアサイラム作品にに出演するようになってしまいましたか…。嬉しい反面残念さも…。
「ザ・クロウ」などのミステリアスでクールな悪女役は彼女の真骨頂ですし、「北京のふたり」などのインテリで優しげな役もこなせる女優さんで実はけっこう好きなんですよね。やっぱり歳は取った印象ですけど、イメージはそこまで損なわれていません。
リアリティーは皆無の航空パニックアクションですが、細かい事を気にしなければ楽しめる作品と思います。最近のアサイラムでは当たりの部類。
まとめの一言
「勇敢過ぎる人たち」
