生き物たちの知られざる習性を描いた動物アニメ。
原作は児童書「ざんねんないきもの事典」。
「モグラがトンネルを掘るスピードはカタツムリが進む速さとほぼ同じ」
こんな生き物たちの豆知識の小ネタが詰まった作品。
モグラ父娘の漫才のような司会でストーリーが展開していく。
登場する生き物たちが可愛くもおっとりした性格で味わい深い。
作品はオーストラリアを舞台にコアラの子供の旅立ちを描いた”リロイのホームツリー”、南極で迷子になった皇帝ペンギンをアゼリーペンギン、ゼンツーペンギン、ヒゲペンギンがうちに送り届ける”ペンらび”、最後は日本の安曇野を舞台にニホンノウサギの子ウサギとツキノワグマの子熊の小冒険を描いた”はちあわせの森”の三部によるオムニバスで構成されている。
古代生物ディプロトドンが登場するなど現存する生き物以外も登場して興味深い。
うんちネタも多くて笑わせてくれる。
生き物たちの知られざる習性を学べるほんわかしたゆる～い感じの楽しい作品です。
2024.2 NHK Eテレで鑑賞
