インテリセレブのトニじーさんと貧乏漁師のカルロおじさんとの結婚に至る双方家族がゴタゴタする話。
全てにおいて自由なトニの気楽さがイラッとするんだけど、なんとも憎めない。子供の扱いはどうかと思うけど。
一方、真面目で家族思いのカルロが魅力的な男性で、あたふたするのも可愛い。
トニの娘の母親の台詞が深くて、自分に落とし込んで考えてしまった。
家族がテーマになっていて、LGBTに重きを置いてない描き方も好き。
BBQでのダンスシーンは、なんだか涙が出てくるし、ラストのパーティーでは、演出なのかリアルなのかわからないほど幸せが溢れてて、ほっこり気分になった。
カルロは、神様の思し召しでインチキ神父だった人。髭モジャTシャツハーフパンツだったのに、タキシードになったらめっちゃイケオジだった。