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マシューのmocamoviesのレビュー・感想・評価

マシュー(2014年製作の映画)
3.0
フランス人男性のマシューはこの世何でも引き受けるイエスマンである。
このクソな世界に自分のためではなく人のために生きていくのは本音からにすると苦痛であろう。
周りの人に合わせて仕事も生活で人生を歩んでいく同調圧力って言った感じ。
これは正しく、日本と同じ社会現象が起きているのでは!?とお気づきでしょうか。
日本だけではなく、世界中でも人に合わせないといけれない暗黙のルールに支配された同調圧力の世界に生きているに違いない。
表現の自由がなければ、狂気的な仮面を被った人物に違いない。
それが“常識”っていうものだ。
異なったことで“非常識”でいると、人間社会からのけ者にされ、差別されてしまう。
他の人間と合わせないといけない。
こういった生きづらさで差別やいじめや自殺や鬱等の精神的な障害が出てくる。
人間は合わせるものではない。
皆違って皆いいんだ。
皆は同じではない。
それぞれ違う人間がいるからこそマトモなんだ。
誰のためではなく、自分のためであり、自分自身で生きていく居場所を作り、個性を豊かにした社会を作っていくことが必要だ。
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